2008-01-01から1年間の記事一覧

負け犬たちのアートによる遠吠えが世界を変える − 「ビューティフル・ルーザーズ」

90年代のアメリカのアートシーン、ユースカルチャーを、当事者であるアーティスト達のインタビューを基に検証するドキュメンタリー映画。 地元のミニシアターのレイトショーで。 僕は、「アート」なんつうものに関しては、「アレだよな、キース・ヘリングと…

過剰なまでの「やり過ぎ感」に酔いしれろ! ― 「トロピック・サンダー/史上最低の作戦」

PANCRASE所属のプロレスラー、鈴木みのるが「週刊プロレス」で連載しているコラムが好きで、毎週密かに楽しみにしています。 鈴木らしい毒に満ちたユーモアで日本のマット状況をぶった切りながら、自身の理想とするプロレス、プロレスラー像について語ってい…

かんなぎ 第10話「カラオケ戦士 マイク貴子」

先週、先々週と脚本が倉田英之先生ではなかったせいか(?)、悪くはないんだけど、個人的には妙に違和感のあった「かんなぎ」。 で、今週は倉田先生の脚本回だったんですが、30分カラオケの密室の中で話が展開するという、非常に斬新な回でした。 で、見ま…

拝啓、ポール・W・S・アンダーソン様、いつもボンクラな映画を作ってくれてありがとうございます

ポール・W・S・アンダーソンの「デス・レース」を観てきましたよ。 今回はいつも以上にネタバレ多めの感想ですので、以下収納しておきます。

ホラー映画のリメイク作って、何故か必ずコケるけど…。−ロブ・ゾンビ「ハロウィン」

ロブ・ゾンビによるリメイク版「ハロウィン」を観てきました! 以下、ネタバレありの感想なので、隠しておきます。

映画「American Teen」を観に行ったら……。

諸事情で、ちょっと東京を離れて、田舎の方で過ごしています。 生活する分には全く問題ないのですが、映画館が東京に比べて圧倒的に少ないのが不満です…。 とはいえ、作品の絶対数が少ない中でも興味のアンテナに引っかかる作品はあるわけで、 MTVの音楽番組…

我が家のお稲荷さま。

録画していた最終回を観ました。 ん〜〜〜 良かった(笑)。 本当に半年間、このアニメには楽しませてもらいました。 ちゃんとした感想を、ここでも書きたいなぁ。

う〜ん…。

最近、心惹かれる映画がない…。 今年は映画の当たり年じゃないかっていうくらい、おもしろい作品の公開が続いたんだけど、自分の中ではちょっと一段落って感じ。 今月に入って、「デトロイト・メタル・シティ」、「スカイ・クロラ」と立て続けに日本映画の良…

夏フェスに大切なこと〜夏のソラ〜

もう先月の話になってしまうのですが、引っ越しの準備で慌ただしい合間を縫って、FUJI ROCKに参加してきました。 日帰りで二日目だけの参加だったのですが、本当に良い思い出ができました! お目当ては、ALL、マーク・スチュワート、SPARKSの3バンド。特にA…

チープだが味わいのあるオバケ屋敷映画―[REC/レック]―

歌舞伎町で、スパニッシュ・ホラー映画の[REC/レック]を観る。 映画[REC/レック]オフィシャルHP そういえば、花見沢Q太郎が同名の萌え漫画描いてたな〜とかくだらないことを考えながら映画館の暗闇の中に入っていったのだが、当然ながら映画の方は阿鼻叫喚…

火事に備えて、大事なモノはこうしとけ! 〜ロマンポルシェ。が教えてくれたこと〜

一昨日の話になるのですが、新宿Loftに中原昌也のHair Stylistics、ゆらゆら帝国、ロマンポルシェ。の3組が出演したライブを観に行ってきました。 毎回思うのですが、ロフトは、バーが併設してあるのが素晴らしいですね! お酒を飲みながら、程良く酔っ払っ…

J-POP化したアニソン聞いてるお前ら、水木一郎兄貴の言葉を聞け!

先週の「よゐこのアキパラ」にゲスト出演された「アニソン界の帝王」「兄貴」こと、水木一郎さんのお話が素晴らし過ぎたので、まだ公式サイトで音声を視聴できるんだけど、わざわざ文字起こしします。 (話は兄貴の下積み時代の話になり・・・) 兄貴「水木…

鈴木みのるの20周年記念興行を見てきました。

後楽園ホールに、プロレスラー鈴木みのるのデビュー20周年記念興行を見てきました。 「風になれ」〜SUZUKI MINORU 20×2th Birthday Party〜 いや〜、予想以上におもしろかったですね。 僕は、鈴木みのるというプロレスラーを、選手としてよりは、プロレス批…

戦極、出るぞ!

今夜は、スポーツバーで「戦極〜第三陣〜」の観戦予定。 お酒飲みながら、メモ書き程度に、このblogにもちょこちょこ情報をアップしていこうと思います。 <第一試合 ライトヘビー級> ×高橋和生(日本/フリー) vs ファビオ・シウバ○(ブラジル/シュート…

PUNKAFOOLIC! TOKYO 2008@渋谷O-EAST

渋谷O-EASTに、THE ADOLESCENTSのライブを観に行ってきました! 今回のライブは、CD JournalのHPで、「アドルセンツ来日!」の報を知り、その場で深く考えもせずに@ぴあでチケットを買ってしまったため、ライブの詳細とかはほとんど知らないままホテホテ…

萌えと並ぶオタク文化の末裔”ツンデレ”

萌えと並ぶオタク文化の末裔”ツンデレ” あまりにも範囲が拡散しすぎ煩雑になるという理由で近年では鉄道、SFといったオタク文化と「萌え」に端を発する美少女アニメ、漫画、エロゲーといったアキバ文化は分け隔てられて考えれつつある。一方で、アキバ文化か…

ニュー・ウェイヴと並ぶパンクの末裔”ハードコア”

ニュー・ウェイヴと並ぶパンクの末裔”ハードコア” あまりにも範囲が拡散しすぎ煩雑になるという理由で本書からはパンク/ハードコアの流れは除外した。しかしパンク/ハードコアとニュー・ウェイヴは、思想的に、あるいは気分的に明確な共通項があった。それは…

The Only Ones Japan Tour@高田馬場CLUB PHASE

先日、高田馬場で行われたThe Only Onesのライブについて書こうと思います。 The Only Onesを御存じない方のために、このバンドのことを簡単に説明させてもらうと、イギリスのNEW WAVE全盛時に出現したバンドでありながら、その独特の音楽性のため、どのシー…

吉祥寺バウスシアターで爆音映画祭!「スクール・オブ・ロック」を観てきました!

吉祥寺の爆音映画祭! クロージング作品として上映された「スクール・オブ・ロック」を観てきました! いや〜、素晴らしかったですよ〜。 本当はこの日は池袋に、僕が好きなお笑いコンビ、チョップリン主演の「都会の夢」という映画の上映会に行く予定だった…

絶対可憐チルドレン

オタク向けの深夜アニメでもなく、毒気のないキッズアニメでもない、アニメらしいアニメ。 「いたずらなKISS」が何故か深夜でしかやってないんで、日曜の朝にこういうアニメを見れるのは幸せだ〜。 仕事の都合で、リアルタイムでは見れないけど。

見たアニメ

見たアニメをひたすら列記していく列記の炎。先週、撮り貯めしてたアニメ、ようやく全部見終わりました。 「ブラスレイター」 今回はブラスレイターと融合体のバトルシーンはなし。 ゲルトの死に納得がいかないマレク。「傷付けられるよりも、傷つける方が苦…

吉祥寺バウスシアターの爆音映画祭に行ってきました!

ゴダールの「ヌーヴェルヴァーグ」を爆音で観て(映像に対して、時に波紋を、ときに煌めきを与える音の粒子が最高の映画でした! アラン・ドロン、カッコ良かった〜)、ラーメン食べて今帰ってきたところです。 映画も良かったんだけど、上映前にあった佐々…

見たアニメをひたすら列記する

見たアニメをひたすら列記していく、列記の炎。 ようやく、録画していた「コードギアス」見たよ〜。 「コードギアス 反逆のルルーシュR2」 ナナリーが政治の舞台に出てきたことで、混乱しまくるルルーシュ。チンピラ相手にギアス使ったり、やっぱりギアス使…

今夜は、ゴ…ゴ…ゴ…ゴダール!

コレに行ってきますよ〜。 吉祥寺バウスシアターの「爆音フィルムフェスティバル」。 できれば、「パリ、テキサス」やサム・ペキンハーの西部劇も観たかったんだけど、時間とお金に余裕がないので、今回はゴダール一本で我慢! 佐々木敦さんのゴダール論を聞…

今週見たアニメの感想をひたすら列記してみる。

今週見たアニメの感想をひたすら列記の列記の炎。 今週は、「ソウルイーター」と「SA」、「RD潜脳調査室」の録画に失敗するという致命的なミスを犯したので、テンション低めで、一週間過ごしました。 「我が家のお稲荷さま。」 始まった当初は、「何て地味…

今夜は、ディ…ディ…ディ…DEEP!

今日は、後楽園ホールにDEEPの観戦に行ってきます。 正確な速報はスポナビさんや、有名格闘技サイトさんにお任せするとして、僕も会場からメモ書き程度に情報を書き込んで行くよ! ミドル級トーナメント準決勝抽選 公開抽選の結果、松井大二郎VS中西裕一戦、…

スポーツナビより、ちょっとだけ早い「戦極」結果

新宿バルト9で行われた、「戦極第2陣」のパブリックビューイングに行ってきました! 昨日の夜が会社の飲み会だったんで、飲みすぎによる頭痛と腹痛に悩まされながらの観戦だったんだけど、映画館のスクリーンで観る格闘技イベントは、なかなか良いものでした…

ポール・トーマス・アンダーソン「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」

渋谷の映画館で観賞。 何というか…近年稀に見るシンドイ映画だった。 この場合の「シンドイ」というのは、「つまらない」とか「訳が分からない」という意味での「シンドイ」ではなく、余りにも凄すぎて、この映画に対して語る言葉が見つからない、そういう意…

フランク・ダラボン「ミスト」

微妙にネタバレを含むので、未見の人は以下の文章を見ないでね♪ いや〜、本当によくできた怪獣映画でした。素晴らしかった! 話題になっているラストシーンも含めて、「マタンゴ」や「吸血鬼ゴケミドロ」なんかの、見た後に嫌〜な後味の残る特撮映画を見てい…

チャールズ・チャップリン「チャップリンの独裁者」

新宿のK'sシネマにて。 僕は、普段映画を見ていても、ストーリーやメッセージ性よりは、映像にばっかり目が行きがちなんだけど、やはりたまにはこういう映画を観て、映画本来の面白さ、力を再認識すべきだと、真面目に思った。 愛しい人のために、理不尽な暴…