2008-12-01から1ヶ月間の記事一覧

負け犬たちのアートによる遠吠えが世界を変える − 「ビューティフル・ルーザーズ」

90年代のアメリカのアートシーン、ユースカルチャーを、当事者であるアーティスト達のインタビューを基に検証するドキュメンタリー映画。 地元のミニシアターのレイトショーで。 僕は、「アート」なんつうものに関しては、「アレだよな、キース・ヘリングと…

過剰なまでの「やり過ぎ感」に酔いしれろ! ― 「トロピック・サンダー/史上最低の作戦」

PANCRASE所属のプロレスラー、鈴木みのるが「週刊プロレス」で連載しているコラムが好きで、毎週密かに楽しみにしています。 鈴木らしい毒に満ちたユーモアで日本のマット状況をぶった切りながら、自身の理想とするプロレス、プロレスラー像について語ってい…

かんなぎ 第10話「カラオケ戦士 マイク貴子」

先週、先々週と脚本が倉田英之先生ではなかったせいか(?)、悪くはないんだけど、個人的には妙に違和感のあった「かんなぎ」。 で、今週は倉田先生の脚本回だったんですが、30分カラオケの密室の中で話が展開するという、非常に斬新な回でした。 で、見ま…

拝啓、ポール・W・S・アンダーソン様、いつもボンクラな映画を作ってくれてありがとうございます

ポール・W・S・アンダーソンの「デス・レース」を観てきましたよ。 今回はいつも以上にネタバレ多めの感想ですので、以下収納しておきます。