火事に備えて、大事なモノはこうしとけ! 〜ロマンポルシェ。が教えてくれたこと〜



一昨日の話になるのですが、新宿Loft中原昌也Hair Stylisticsゆらゆら帝国ロマンポルシェ。の3組が出演したライブを観に行ってきました。
毎回思うのですが、ロフトは、バーが併設してあるのが素晴らしいですね!
お酒を飲みながら、程良く酔っ払ってロックを聴く。ミュージシャンのステージ上のアクションを観る。
最高です。


Hair Stylisticsのノイズ・サウンドも、ゆらゆら帝国の異様なカッチョ良さを誇る日本語ロックも、言うまでもなく素晴らしく、満員のお客さん大盛り上がり!だったのですが、何と言っても、この日一番インパクトがあったのはトリのロマンポルシェ。でした。
ザ・スターリンの「解剖室」のカヴァーで幕を開けたこの日のライブは、ロマンポルシェ。の代名詞とも言える説教は一切なし。
で、何をしたかと言いますと・・・。


ファンの方は皆さんは御存じかと思いますが、ヴォーカル&説教担当である掟ポルシェ氏、
住んでる家が火事になっちゃたんですね〜。


掟ポルシェのblog「掟ポルシェの赤黒い日記帳」


で、曲間のMCは全て火事トーク(笑)。
火事の原因から、事の顛末に至るまでを、いつもの掟節全開で全く悲壮感を感じさせずに事細かに客に報告するという、己の不幸を話芸にまで昇華させる漢義を見せてくれました。
途中で、小道具の日本刀と金属バットを「オークション」と称して客に売りつけたり、ステージから自分のための募金活動行ったりと、もうやりたい放題でした。
恐るべし! 掟ポルシェ!!


そうそう、そのトークの中で一つ、タメになる話がありまして。
掟氏曰く、火事に備えて「大事なものほど床に置け!」とのこと。
これはどういうことかと言いますと、まぁ単純なことなのですが、火事の時、煙や熱は高い方に昇っていくと。避難訓練の時なんかに、「煙に囲まれたら這って進め!」みたいなことを言われますが、ま、何となく感覚的に身に沁みついていることですね。
やっぱりお気に入りのレコードや本とかって、どうしても目に付く所に置いておきたいし、ラックや棚の上なんかに飾っておきたいじゃないですか。


アレは、良くないらしいです。


掟氏も、大事にしているレコードを棚に飾っておいたらしいのですが、煙を吸ってしまって、全部ダメにしてしまったとか。
反対に、下の方に置いていたどーでもいいレコードの山は、煙も吸わず、熱に侵されもせず、ほとんど無事だったそうです。
コレクターの皆さん、火事に備えて、大事なコレクションはなるべく地べたに置きましょう!


まぁ、火事なんて起こさないことが一番な訳で、
そんなロマンポルシェ。の現在のところの最新アルバムのタイトルがコレ!
 
おうちが火事だよ!ロマンポルシェ。


ハイ、ふざけるのが一番ダメという話ですね。