チャールズ・チャップリン「チャップリンの独裁者」



新宿のK'sシネマにて。


僕は、普段映画を見ていても、ストーリーやメッセージ性よりは、映像にばっかり目が行きがちなんだけど、やはりたまにはこういう映画を観て、映画本来の面白さ、力を再認識すべきだと、真面目に思った。


愛しい人のために、理不尽な暴力に対抗する主人公の姿に涙し、命が惜しくて銀貨を飲み込むシーンでは爆笑し、風船の地球儀と戯れる独裁者の姿に、権力の狂気を見る。
「自由」や「友愛」を説く、クライマックスの演説のシーンは何度観てもグッとくるな〜。