Groovy Decay
Truth Doesn't Matter
The Soft Boys、SWELL MAPS、Stump、SOFT CELL、SQUEEZE・・・。


「S」で始まるUKニューウェーヴのバンドは、カッコ良いヤツラばっかりなんだな。


今日は、Soft Boysと、SWELL MAPSという、僕が大好きなバンドのフロントマン二人のソロ・アルバムをそれぞれ聴く。

ロビン・ヒッチコック!そして、ニッキ・サドゥン!
二人とも、イギリス音楽史の中で、「天才」と呼ばれるにふさわしい才人です。
惜しくも、ニッキ・サドゥンは昨年亡くなってしまいましたが・・・。
Swell Mapsの元メンバーでもあり、実の弟でもあるエピック・サウンドトラックスもすでに亡くなってるんですよね。
才能のある人間ほど、早く召されてしまう気がする、ハァ・・・。


ロビン・ヒッチコックは、アルバム全編を通して鳴りっぱなしのサックスがかなりカッコ良く、ロビン先生も割と男っぽく歌っている印象。
かなりストレートなロック・サウンドですが、それでもロビン先生のサイケ感覚のせいか、どこか歪な音になっているのがおもしろい!
ニッキ・サドゥンは、これが遺作(?)のアルバムで、ガレージ・パンク〜アンビエントアバンギャルドまでを股にかけフリーキーな音を鳴らしていた、SWELL MAPSを通過した後で鳴らされるロック。
やはり、音の処理の仕方が独特で聴いた後に、何とも言えない印象が残る一枚。
ああ、本当に才能のある人間が逝ってしまったんだな、と改めて思わされます。


幸い、ロビン・ヒッチコックは未だ顕在ですがね。
一度でいいから、この人のライブを見てみたいものだ*1、と常々思っています。私。

*1:数年前の来日時には、ヒッチコック先生のことはおろか、Soft Boysの存在すら知りませんでした。子どもだったんだなぁ