超劇場版ケロロ軍曹3ケロロ対ケロロ 天空大決戦であります!@池袋シネマサンシャイン

ケロロの劇場版第三弾を観る。
平日の昼間に24の男が一人でケロロの映画を観に行くって、かなり絵面としてヤバイ気がするが、恥を忍んでチケット購入。
まぁ、暇な大学生だと思われただろうな……。すいません、会社サボっております!
春休みなんで、館内は親子連れでなかなかの盛況。


ちょっと長尺だったが、映画はなかなかおもしろかった。
うん、前作が本当に素晴らしかったので、今回は「なかなかおもしろかった」っていう感想に止まっちゃうな。どうしても。


いや、ギャグは今までの映画の中で一番おもしろいと思ったし(あそこまでベタなギャグを、きちんとおもしろくやれるのって、本当に凄いことだと思う)、劇中での見せ場はあり過ぎるくらいあるし、ラストはちゃんと泣かせてくれるんだけど、「よくできた劇場用のテレビアニメ」以上でも以下でもない感じが、自分としては、ちょっと食いたりなかった。


「怪獣映画」の醍醐味がたっぷりと詰まった前作のように、僕はケロロ軍曹という作品の映画版には「テレビアニメの劇場版」にプラスして、もう一ひねりを求めてしまう。
その上積みを加えていくことが、この手のアニメ映画のマンネリを回避することに繋がると思うし、撮る側もそういう引き出しを山ほど持っているのが、「ケロロ軍曹」の一番おもしろいトコロだと思うんですけど……。


作品の評価とは関係ないけど、今回は舞台が空に浮かぶ空中要塞ということで、落下シーンが山ほどあった。
高所恐怖症ならぬ落下恐怖症の自分は、割りと本気でビビリながら観た。
3回くらい、キ○タマが「ヒュッ!」ってなりました。