Zガンダムの31話が馬鹿でおもしろかった

機動戦士Zガンダムの31話「ハーフムーン・ラブ」が訳分かんなくておもしろかった。


月面都市「フォン・ブラウン」で、束の間の休息をとるアーガマ
そんな中、シンタとクムが突然艦内から姿を消してしまう。二人の保護者役であるファは責任を感じ、カミーユと市内を捜索する。
そこへ、シロッコの腹心であるサラ・ザビアロフフォン・ブラウン市壊滅のために、時限爆弾を仕掛けにやってきて・・・。


というのが、主なストーリーなのだが、登場人物達の行動が、イチイチ無茶苦茶で、おもしろすぎ。
ホントなら、キャプチャ画像とか多用してツッコミを入れる、オーソドックスなレビューを書きたいんだけど、メンド臭いので、以下このエピソードのトンデモ部分を箇条書き。


公園で、サラと出会うカミーユ
噛み合わない会話をした後、「普通の女の子と私はどこが違うのか?」などといきなり人生相談を始めるサラ。知らんがな!


サラのムチャ振りを、何故か真剣に聞くカミーユ
挙句、「アイスでも食ったら、悩みも晴れるって!」とかムチャなことを言い始め、マジでアイスを買いに行く。


他の女とイチャついているところを見て、突っかかるファと、ファに突然後ろから声をかけられ、「うる星やつら」のあたるみたいなギャグ顔になるカミーユ
ニュータイプの感性で危険を察知し、ファに「船に戻れ」と言うカミーユ
で、素直に戻るファ。・・・あ、あれ?お前等、シンタとクムを探すっていう当初の目的忘れてない?


ベンチに腰掛け、律儀にカミーユが戻ってくるのを待っているサラ。逃げろよ!


二人でアイスを食べ、いい感じになる二人。が、「もう僕の前に姿を見せるな!戦場でもだ!」突然キレ出すカミーユ「でなければ、八つ裂きにする!」
そこまで言うか!


なんだかんだで、爆弾の解体を行うことになったカミーユとサラ。
手を滑らせて、配管の中に爆弾を落っことすという凡ミスで、地味に爆弾の解体処理に失敗するカミーユ
そんなしょっぱいカミーユに、「よくやったわよ」とかよく意味の通らないことを言うサラ。
いや、爆弾仕掛けたのアンタや。


その場を去ろうとするサラを、バックからの胴タックルでテイクダウンするカミーユ
「貴様は逃がさない!」逆ギレしだす。
その上、女の子のミゾオチをグーで殴って失神させる。
カミーユ「死ねば、もろともだあぁっ!」
エーーーー!?


アポリーのリック・ディアスに回収され、アーガマに戻るカミーユとサラ。
捕虜になったサラを監禁するでもなく、更衣室ロッカーのハンガーに吊るしただけでほったらかしにするアーガマのクルー。で、当然逃げ出すサラ。
何、やってんだ!


爆弾が爆発し、炎に包まれる月面都市。簡易一発、脱出するアーガマ
フォン・ブラウンを離脱したところで、新型MSハンブラビの襲撃を受けるアーガマ
脱走したサラもメッサーラに回収され、離脱する。
戦場に戻ってしまったサラに対して、オーバーリアクションで嘆くカミーユ
空に向かって、ビームライフルを乱射する。
お前、情緒不安定過ぎ!


爆発に巻き込まれて、シンタとクムも死んでしまったに違いない、と涙にくれるファ。
ところが、部屋に戻ると、誰もいないはずの浴室からシャワーの音が聞こえる。
実は、二人は艦の外には出ず、ずっと浴室に隠れていたのだ!
一転して、今度は安堵の涙を流すファ。
いや、あなた途中まで明らかに二人のこと忘れてましたよね?あと、何なんだ、このどーでもいいオチは!


ぜータ、ハードな戦場アニメなのに、このエピソードだけ浮きすぎ。
こういう訳の分からないものが見れるから、アニメ見るの止められないってのはあるな。