THIN LIZZYは最高だ。

VAGABONDS OF WESTERN WORL

VAGABONDS OF WESTERN WORL



数か月前、たまたまTVK伊藤政則先生の「ROCK CITY」を見ていたら、THIN LIZZYのPVが流れていた。

確か、アイルランドの若手HRバンドTHE ANSWERが来日する前後くらいで、彼らのルーツ的な感じで紹介されていたと思う。


いやぁ、見た瞬間に一発でやられましたね!


THIN LIZZYの名前くらいは、音楽好きのハシクレとして、以前から知っていましたが、ピチピチの革パン穿いて、チョビ鬚
はやした、アフロの黒人がベースをベコベコ激びきしながら、メチャクチャソウルフルに歌うんだもん。


もんのすげぇ、インパクト!


ヴォーカリスト、フィル・ライノットの強烈な個性と、歌声に魅了され、あろうことかPVを見終わるころには目から涙が!
一発で虜になってしまい、手始めにベスト盤を購入し、ひたすら聴きこむ。


ブルージーな英国産HRの匂い漂う初期の曲も、後期のヘビメタ志向の曲も、フィルのヴォーカルがのれば、キチンとTHIN LIZZYの曲になってしまうのが素晴らしい。
最近では、ベスト盤で代表曲を聴くだけでは飽き足らず、オリジナルアルバムを揃え始めました。


で、つい先日買ったのが初期の代表作「西洋無頼」。
「dedication」から入った僕のような若年輩のアマちゃんファンには、サウンド面で若干渋すぎるキライはあるものの、それでもフィルの声を聞ければ大満足。出発点として、よ〜く聴きこんでおけば、以降のサウンドの変遷と根幹を理解しやすくなるハズ。
ところで、この”西洋無頼”ってタイトル。クリムゾンの「太陽と戦慄」みたいな適等邦題かと思いきや、原題は「vagabonds of the western world」で、ほとんど直訳なんですね。結構、キマッてるな。