鬼太郎、おもしろい

 
先週に引き続き、「グレンラガン」「鬼太郎」を朝っぱらから視聴。
鬼太郎がおもしろい!
僕が子どもの頃見ていたシリーズ(第三期かな?)は、もっとナンセンスでアナーキーなイメージがあったんですけど(猫娘がハゲになったり、鬼太郎が妖怪の魔力でラリラリになって催淫。ヒロインの夢子ちゃんを押し倒したりとかする話を、平気でやってた)、今シリーズは「世にも奇妙な物語」的というか、短い時間で恐怖、感動、笑い、哀愁といったテイストを的確についてくるなぁ〜という印象。非常に整理されているイメージを受ける。
妖怪も、時代に合わせてソフィスティケイティッドされていくんですかねぇ?
ねずみ男の声が、ジャック・ブラックの吹き替えなんかをやられている高木渉さんがなされていて、個人的にはイメージぴったり。
どこまでも、優等生的な鬼太郎よりも、ジプシーなねずみ男の方が好きだ。
とりあえず、猫娘が可愛い。
 
話は変わって、合間にチャンネルをパチパチやっていたら、朝のワイドショー的な番組でアントニオ猪木がラップに挑戦!(なんで、そんなことになってんのかは、猪木のやることなので例によってサッパリ理解不能)みたいなニュースをやっていて、それをコメンテーターの高田延彦がスタジオのモニターで半笑いで見ていた。
高田の中で、アントニオ猪木という存在は、いかように消化されているのであろうか?
他の出演者同様、猪木を「ネタ」として楽しんでいる風を装うことで、周囲に溶け込んでいた高田。
いつか、虐げられた側の代表として、高田の「猪木論」を聞いてみたいものだと思った。
 
そんな、迷走してんだか順調なんだかの元師匠を尻目に、田村潔司は美人タレントと婚約。
この要領の良さこそが、赤いパンツの頑固者の真骨頂。UWF最高。