緊急特別DVD追悼ケンドーコバヤシさん


関西ローカルで放送された番組?のDVD化作品を、ようやくレンタルで。
ケンドーコバヤシが死んぢゃって、告別式を中継しているという体で話は進行。
とんねるず木梨憲武の告別式コントは、放送終了後に苦情が殺到したらしいけど、こっちは、ハナッからケンコバが仮装して登場(なんか、ケンコバ研究家という設定らしい)してたりと、オフザケでやってんのがモロ分かりなので、安心して見れます。


ちなみに、その内容はというと、「淡路島の秘宝館へのロケ」「ケンコバの偽の生涯を、『波乱万丈』みたいなノリで紹介するモキュメンタリー」「ほしのあきとのデート企画」「唐突に始まる大喜利」「友近歌謡ショー」「バッファロー吾郎によるコント」と、ゲストで出てるバッファ木村さんが「詰め込み過ぎ!」とツッコミを入れる程の濃い2時間。


故人の縁者という設定で、ゲストの方も結構出演されているんですが、その中でもモストデンジャラスコンビ時代の元相方、村越周司さんのキャラが強烈過ぎる!30過ぎて、嫁子どもを抱えた状態で、「歯科技工士の専門学校」に通っているという村越さん。
「周り(の生徒)は18とか19ばっかりです」「先生と同い年です」と、いかんなく自身の甲斐性なしっぷりを独白。

バッファ木村「生活は苦しいんですか?」


ケンコバ「月の小遣い、いくらですか?」


村越さん「3000円です」

と屈託なく、割と悲惨な現況を解説する村越さんに、出演者全員笑いをかみ殺していたのが印象的でした。
客観的に見たら、かなりダメダメな状況なのに、全く悲壮感を感じさせない所が凄過ぎる!
あと、お葬式というシチュエーションなので、ハイテンションキャラを出すわけにもいかず、不自然なくらい神妙にしているHGが個人的にツボでした。


あまりのバカバカしさに、呆れつつも「あ…でも、人ってみんな死んじゃうんだ。ケンコバもいつかは死んじゃうんだ…」とか見ている時に、ふと思ったりして、変なトコでシンミリしちゃったりしたのだな俺は。
一番、笑いになりそうもない「死」すらも、その過剰な漢気でコントにしてみせた、ケンコバに拍手!






あと、昨日「めちゃイケ」で、たむらけんじが久々に素顔でテレビ出ててビックリした。
中学生の時、「吉本超合金」がホント好きで、「LaLaLa」がFUJIWARAや二丁拳銃とグダグダなロケをしてたのを腹抱えて笑って見てたあの頃。
たむけん、「ツッコミの人なのに、出たがり」ってキャラが、フジモンとモロ被りで、それが凄いおもしろかったんだよね。
あの頃の村越さん、ホント男前だったよなぁ。俺、村越さんがカッコ良すぎて、次長課長の井上さんが男前だったことに全く気付かなかったもん。
願!モストデンジャラスコンビ再結成!