変な映画観ちゃったな〜

荒んだ未来を描いた映画やアニメが好き。
「MAD MAX」とか「ブレード・ランナー」、「トゥモロー・ワールド」。アキバ系なら、「noein」とか「劇場版仮面ライダーカブト」、「砂ぼうず」とか。


近所のビデオ屋のSFコーナーの棚に、更に「荒廃した未来」というミニコーナーがある。
思わず「俺のためにつくったのか？」とか相変わらず自意識過剰なことを考えつつ、選んだ一本がコレ。





SIX STRING SAMURAI


タイトルが余りにもカッコがよろしいので、思わずフォントを＋２、BOLDまで使用して、表記してしまったが、いや、この映画のこと何にも知らないんですけどね。


でも、中身はブッ飛んでて、おもしろいんです。
脚本がメチャクチャで、ソ連に敗戦した未来のアメリカを舞台に、子連れのバディ・ホリーが、ロックン・ロールのキングを目指すため、ロスト・ベガスを目指す。次々に現れる敵を、日本刀でバッサバッサと切っていく、バディ・ホリー。だが、そこへ、彼の命を狙う「デス」率いるデス・メタル軍団も現われて…。
っていうのが、主なストーリー…になるのかなぁ。
訳分かんないでしょ？いや、俺も観たけどよく分かんなかったんだよね（笑）。


でも、作り手の異常な熱量だけは（ホントに「だけ」）観てる側にビンビン伝わってくる、奇妙な魅力がある作品。
砂漠や、岩山だらけの未来世界の描写も良いです。荒廃した未来マニアの方は一回見とく価値アリ。DVD絶版になってるけど（笑）。